ボイストレーナーのChris Liepeさんの結構参考になる動画☆

まいどでございます☆
outbrainと申します。

今日は僕が最近知ったボイストレーナーさんで
Chris Liepeさんという方がおられまして、
その方がYouTubeに投稿されておられる「とある動画」が結構興味深い内容だと思ったので
その事について書いてみようと思います。

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Trick Your Voice Into Singing Higher(Learn From Your Speaking Voice) 

このChris Liepeさんという方の声は
「非常に優しく透明感のある声」から「凄まじいノイズのシャウト」まで幅広く使いこなしておられるように私は感じました☆

投稿されてある動画の中には
◯Chris Cornell
◯Myles Kennedy
◯Chester Bennington

など、私の興味を引くシンガーの名もいくつかあり、私がその技術をモノに出来た訳では無いですが、
◯見ていて参考になる
◯一度試してみる価値がある

と思える内容だと感じました。

で、Chris Liepeさんの数ある動画の中で
私が最も興味を持ったのが

《Trick Your Voice Into Singing Higher(Learn From Your Speaking Voice)》
というタイトルの動画でした。

サムネイルを見ていただいたら分かるとは思うのですが、
Chris Liepeさんは英語圏の方ですので、動画内での言葉は全て英語。
私は基本的に英語はダメなので、ほぼほぼ内容は理解出来ません…泣。

ですが、出しておられる声と、その時の表情で何となく理解出来たりする事が結構あります♪

更に喋っておられる言葉の中に「not」とか「no」とか「bad」とかが聴こえてくる事も多々あったりするので
「なるほど、そういう出し方はよろしくないのね◎」
と、理解出来る事もあります。

で、この動画のタイトルの意味なのですが、
《Trick Your Voice Into Singing Higher(Learn From Your Speaking Voice)》

英語分かんない私が訳した所で、信憑性皆無ではございますが、
一応Googleさんで調べたりしてみました。

《あなたの声を騙してより高いキーで歌わせる
(あなたの話し声から学ぼう)》

的な感じのように思います。

前半部分の意味はよく分からなかったのですが
Learn From Your Speaking Voiceの所は
見た瞬間に「あなたの話し声から学ぼう」と意味が分かったので
それが「この動画を一度見てみたい!」という動機になりました◎

話し声(=喋り声)について

で、私は以前にこのブログ内で
「喋り声で歌う」という内容のブログを書きました。

歌声や高い声、ミックスボイスなどを喋り声からのアプローチで探していく内容の記事です。

Chris Liepeさんの動画を見て
私がやっていた事と同じような事をChris Liepeさんもやっておられたのを見て物凄く興味深かったのです☆

勿論Chris Liepeさんの動画は私なんかよりも様々な点において遥かに内容が素晴らしい物だと感じました!

で、ここで一つ「話し声」について
私なりの印象を書いてみたいと思うのですが、

◯人の話し声を聴いていて、
「この人の声って、なんだか不自然な声だなぁ…」
と感じる事はほとんど無いと思います。

◯ですが、歌声というのは、
「この人の声って、なんだか不自然な声だなぁ…」
と感じる事が、プロの人の声でも私は結構あります。
(私が私自身の歌声を聴いていても不自然さを感じる所は多々あります。)

私にとって歌というのは「気持ちのままに歌うもの」という印象があって、
私はそれが出来ないので、それが出来る人の事を本当に羨ましく思っています!

コレは私個人の感想なのですが
歌う時に「発声」というものを意識していればいるほど、
「なんだか不自然な声だなぁ…」
という印象に近づいていくように感じています。

私の場合、裏声を意識して発声している時
歌を歌っているというより、「単に裏声の発声をしている」ように聴こえる時があります。

なんだか心ここにあらず…みたいな歌です…。

ですが!発声の時に意識している事が「話し声」だとした場合、
「歌声」は「話し声の響き」に近づいていくので、そういった不自然さは必然的に回避出来るように思います☆♪☆♪☆

話し声(=喋り声)を歌の中に取り入れる方法

でね!ココでChris Liepeさんの動画に戻ります♪

先程も貼り付けていたこの動画に
話し声を歌の中で取り入れる1つの方法のようなものがあります。

動画の11分30秒を過ぎた辺りから
バッキングトラックが流れ始めて
Chris Liepeさんが「i told you to stop」というセリフを話し声のままにアドリブで喋り始めておられます

ヒップホップのラップのような雰囲気で
話し声のままひたすら話しているイメージかな♪

普段誰かと話をしている時に発声の仕方の事を考える人は、ほぼほぼいないと思います。

◯ですが、何も考えずに普段喋っている時、意外と高い声を自然に出している事がよくあります。(特にテンションが高くなってる時や楽しい時♪)

◯笑っている時に凄まじいハイトーンを気付かぬ内に出している人もいると思います。

◯くしゃみする時に凄まじいハイトーンを出している人もいると思います

そういう誰かと喋っている時の話し声の中では
実はボイトレでよく耳にするミックスボイスの領域をあっさり出してしまっている事は珍しくないと私は思っています。

しかも話し声で出している時のミックスボイスの領域の声というのは
発声でやろうとしている時のミックスボイスにありがちな
「いかにも発声でのミックスボイス」のような不自然な声にはなり得ないです。

そりゃそーだ…
普段喋ってる時は、ただ喋ってるだけなんだから◎

⬇︎

で、それをそのまま歌に移行したいんだよね☆

それがこの「バッキングトラックを流しながら普段のままに喋る。」というものです。

人によっては、これを試すだけで
喋り声でのミックスボイスの領域を
そのまま歌へ移行出来る人もいるかもしれないし

そうは簡単にいかない人もいるかもしれない。

でも試してみる事で、何か気づける事はあると思います♪

「あれ…?この高さの声をこんな響きで出した事は今までなかったような…☆?☆?☆」
みたいな♪♪♪

話し声(=喋り声)での練習は、よくあるボイトレでの発声からのアプローチでは気づく事が出来にくい「自身の声の発見」を目的としたものだと私は思っています。

恐らくではありますが
コレはボイトレを長くやっていて
いろんな発声知識を学んだりしているけれど
なかなか理想の声が出るようにならなくて悩んでいる方ほど、何か新しい発見があるように思います。

私は長い間、いろんなボイストレーナーの方々にお世話になっておりましたが
現在は自分で自分の声を管理して
自分自身での「気づき」を大切にして歌を学んでいます。

自分での「気づき」は
自分自身の実体験や
自分が直接イメージした所から始まるので
より技術が浸透しやすいように思います。

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話し声(=喋り声)の感覚のまま、無意識に大きな声を出す方法

でね♪
Chris Liepeさんの動画内のバッキングトラックでの実演で、
凄く大きな声や、時には凄まじくノイズ混じりのような声を出しておられる所があります。

実際に誰かと喋る時は高確率で半径2メートル以内辺りで話をしていて、大きな声で会話をする事はほぼ無いと思います。

なので、大きな声を出す時は
◯遠くの誰かに呼びかける感覚や
◯自分の気持ちを強く込めて話しかける時に声が大きくなってしまう感覚をイメージしたりすると
より自然に大きく喋り声を出せるように思います。

遠くの誰かに呼びかける手法は、よく耳にする手法でご存知の方も多いかもしれませんが、SMAPの木村さんがB’zの稲葉さんから「川の向こう側にいる人に聞こえるように歌って♪」とレクチャーを受けておられた事をラジオで語っておられました♪

(⬆︎の動画の15:34辺りからそのエピソードのお話が始まります♪)

ただーし!もしあなた自身で、よりもっとナチュラルに大きな喋り声を出せるシチュエーションが浮かんでいるなら
そっちの方がベストだと思います☆♪☆♪☆

最も優先すべき最も頼れる感覚は自分での「気づき」だと私は思っています!!!

この練習は自身の話し声(=喋り声)の中に歌声で使える声がどれだけ存在するかを確かめる試み

ですが、それにしてもChris Liepeさんのシャウトのようなノイズ混じりの声に関しては、日常会話で誰かと話をする時にシャウトをする事は滅多に無いと思うので、ソレを喋り声で出しているという事自体が不自然だと思います…笑♪

ですが、あれはもはや彼の中での歌声は
物凄く自然に彼自身の中に浸透してしまっているので
歌声の方が喋り声の方に、気づかぬ内に出て来てしまっているような印象を私は受けます☆

ですが、そんなChris Liepeさんも
ここでは喋り声で声を出すというのが大前提という事もあってか、時に声がひっくり返ってる所もあって
その事に自分自身でもニッコリ苦笑いしておられるのが凄く印象的で可愛いくて、その場面が凄く好きでした☆♪☆♪☆

なので、もしコレを試して声がひっくり返っても気にしない♪変な声が出ちゃっても気にしない♪

コレは喋り声の中に歌声で使える声がどれだけ存在するかを確かめる試みです♪

それプラス!動画内では恐らく、
喋り声で自分が出せる最高音をチェックしましょう的な事を言っておられるような気がするので、
バッキングトラックの中で自分が喋り声の感覚で声を出して、どこまで声が出せるのかをチェックしておくと
1つの指標や参考になると思います☆

私も試してみた♪

Chris Liepeさんがやっておられるように私もバッキングトラックを流しながら喋ってみました♪

ですが私は英語が話せないので、
話せない英語で話すというのはあまりにも不自然だと思ったので、日本語で喋っております♪

Chris Liepeさんの動画内でのバッキングトラックはrage against the machineの曲なのかなぁ?レイジっぽく作られたオリジナル曲なのか私には分からなかったので
とりあえず「rage against the machine」の「bulls on parade」をカラオケで流しながら

「やめとけて言うたやないかぁ…」

という日本語をひたすら喋っています。(私のネイティブ方言は関西弁なのでその点に関してはどうかご容赦くださいませ。)

最後に♪ 

それにしてもChris Liepeさんは人柄が凄く素敵だと私は思いました☆♪☆♪☆

他にも彼のいろんな動画を見ているのですが
言葉は英語で、基本的に何を言っておられるのかは分からないけれど、表情やジェスチャー、声のトーンなどから内容を理解出来る部分がいくつかあるので凄く楽しめると思いました☆♪☆♪☆

加えて、彼の表情には物凄く自然な温かさがあって、見ているとこっちまで温かい気持ちになります♪
どことなくチャーミングな雰囲気も凄く好きです☆♪☆♪☆(不意に自分自身に対して苦笑いをなさる場面は結構見かけます♪)

他にもChris Liepeさんの歌に関する興味深い動画は沢山ありますので気になる方は少し覗いてみてはいかがでしょうか?

https://m.youtube.com/user/chrisliepe

読んでくださった方、
本当にありがとうございます☆♪☆♪☆
outbrainでした◎

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